ＢＧマッドネスについて。

ロッテスのトロールが導入されたことにより可能性を見せる気がするＢＧマッドネス。まだ試作中なので色々発展させられそうな方向性へ言及してみることにする。

まず現状（昨日神超拳と対戦した）デッキのレシピ。

土地＊２１
3:《沼/Swamp》
1:《森/Forest》
4:《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
2:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
2:《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
4:《Bayou》
3:《不毛の大地/Wasteland》
1:《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
1:《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》

生物＊２０
4:《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4:《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla》
4:《墓所這い/Gravecrawler》
4:《ロッテスのトロール/Lotleth Troll》
4:《復讐蔦/Vengevine》

スペル＊１９
4:《思考囲い/Thoughtseize》
4:《突然の衰微/Abrupt Decay》
4:《森の知恵/Sylvan Library》
3:《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
4:《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》

変更の留意点は以下のとおり。

・エタフェスのときのリアニプランを完全排除してハンデス性能と除去性能を上げるためにリリアナを採用。
・エタフェスではロッテスのトロールが出てこなくてすげえ困ったゲームがいくつかあったので、緑頂点を採用。
・特定のクリーチャーに頼るデッキ＆マナ基盤を限界まで切り詰めたデッキのためサーチ能力向上を目当てに森の知恵投入。確実にキャストしたいので４枚採用。

メリット
・メインギミックを残したまま安定性の向上。
・ハンデスや除去の選択肢が増えたことにより中速戦にも耐性がついた。

デメリット
・戦略の幅が減った。
・クリーチャー数減少のため、ぐだったときの復讐蔦が戻りにくくなる。
・タルモ解雇のため、プラン崩壊時に盤面で押しにくくなる。

一貫した弱点
・マナ基盤の脆弱さ。

一貫して感じるのは「ロッテスのトロールが異様に強い」という感想だ。
テキストにだまされてはいけない。このデッキで運用するトロールは「２マナ　４／３　トランプル　リジェネ」である。復讐蔦と変わらないサイズが基本サイズになることが多く、またゲームの進み具合によってはさらに肥大化する。一度だけだがグリセルブランドを踏み潰したことがあったくらいだ。
リジェネのために殴り合に強いのは言わずもがなで、蔦とこいつなら殴打頭蓋が出てきても「知らんがなｗｗｗ」って殴りにいける。
また、トランプルを見落とされることが多いようで「チャンプブロックしたつもりが死んだ」っていう人が何人か居る。
マナ拘束や運用するデッキを選ぶといった欠点を持つものの、久しぶりにタルモ並みの低コスト高性能クリーチャーであると言える。
蔦型のマッドネスとはいえ、メインアタッカーはあくまでもロッテスのトロールであり、トロールへの対処のされ方がこのデッキの命運を分けるだろう。

しかし今のところ完成には程遠い。他のマスターピースがあるとも思うし、プランも他に考えることが可能だと思う。
とりあえず今考えているその他のスロット候補に対して言及していくことにする。


緑＆黒

タルモゴイフ
言わずもがなの実力派。しかしシャーマンとは相性が悪い。十分運用可能だとは思われるが、いずれ再度採用してみたい。

漁る軟泥
マーヴェリックでおなじみのウーズ。一度試してみたが、このデッキはこいつに能力使用をさせるほど緑マナも出ないしマナも残らないのでタルモの劣化みたいになってた。

滑り頭
今投入するか悩み中のカード。こいつの活用によりルートワラのサイズが上がったりするのは割といいかもしれない。緊急時には自分でキャストして蔦カウントを稼ぐことが可能だし。
しかし単体のカードパワーはルートワラより低いわけで、トロールから捨てられなかったらゴミだし未だ検討中。

暗黒波
除去枠として検討中。発掘がこのデッキではメリットになる可能性が存在するためアリだとは思う。しかしスペース的に除去枠は８枚以上取れないので他の枠を確定させてからの選別になると思う。

生き埋め
蔦プランを主軸で動くのなら恐らく必須の一枚。
しかし、それ以外に働く要素は何もなく純粋なアド損になる恐れがあるスペルでもある。また３マナはこのデッキでは動いて終わりのコストであるため、奥州筆頭の昇竜並…いやそれよりはマシか。

再活性、死体発掘
サブリアニプランを持つなら採用するであろう一枚。
１枚挿しで持ってくるプランは結構無理があったので、やるなら同じのを４枚積むプランになりそう。
　その場合に積むクリーチャー候補
　黒タイタン→盤面増加、よもやの素キャスト可能
　雷口のヘルカイト→でかくて飛行で速攻
　静穏の天使→ブロッカーの除去

闇の腹心
採用したい１枚ではある。今回は特定のカードが必要になることから見てからペイライフを選べる森の知恵にした。あと復讐蔦のライフロスは割りと大きいのが避けた理由でもある。

屑肉の刻み獣
３／３ヘイスト、活用もち。
ヘイストって書いてあると何でも候補に入れる。
活用コストは重いが、打点が不足してくる後半で活躍してくれたらいいかな程度。
多分採用されないと思うけど。

忌まわしい回収
最初採用していたが、思った以上に得られる物がないため解雇。
リアニプランを合わせて組み込んでおいてなおこれだから、上手に活用するには方向性を明確にしないといけないだろう。
スペルのスペックとしては申し分ないと思う。


色を加える場合。
なお色を加える場合は土地総数を２２か２３へ増量し、不毛を解雇する。

白
剣鍬
言わずもがな。

イーオスのレインジャー
１マナクリーチャーを多用するデッキであるという側面も持つのでイーオスのレインジャーはかなりいい働きをすると思う。墓所這いでもルートワラでもシャーマンでも２枚ハンドに来れば役立つ場面はかなりある。本人も３／２といい打点を持っている。
しかし４マナは重い。

再誕の宣言
イーオスと同じで１マナクリーチャーがそれなりに居るから役立つチャンスはあると思う。しかし、１２枚中４枚が自力で戻ってくる仕様なのに要るのかって気もする。

サリア
クリーチャー主体なので割りとアリかも。
頂点のコストが重くなると戦略が崩壊しそうなので出し時には注意を要する。


青

直観
同じく蔦ルート用。しかし生き埋めと違い蔦や墓所這い以外にも応用できるのが強み。色を加えて応用性を高めるか、色を加えず済ますか…

不可思議
青を入れるなら採用する。

現実からの剥離
相手のクリーチャーとルートワラ戻して、ルートワラもう一回捨ててマッドネス…
うーん（´Д`

渦巻く知識
青を入れるなら採用を検討するものの、これを入れるために青を入れるような採用はありえないだろう。


今のところこんな感じかなぁ。
とりあえずタッチ白を試してみたいと思います。
何かお勧めがあったらどなたかお願いします。
ヽ(´ー`)ﾉ